ポイント
漫画の感想をみんなでシェアできるアプリ
こちらのアプリは、主に集英社で出版している漫画やライトノベル、写真集などを読むことができるアプリ。集英社だけでなく、りぼんやクッキーなどの雑誌も読むことができて話読み、巻読み、雑誌読みから読み方を選ぶことも可能。読み方のスタイルを変えて作品を楽しみたい方におすすめです。
おすすめポイント
- 話読み、巻読み、雑誌読みから好きな読み方で作品を楽しもう
- 紙の雑誌の発売と同じタイミングで配信される作品を待たずに読める
- 完結した作品を全話最後まで読むことができる作品が多い
- 昔のジャンプ作品が特に多く、当時ハマってた作品に必ず出会える
アプリのスクリーンショット
アプリ取得情報
ゼブラック | |
対象 | Android 版 & iOS 版 |
基本料金 | 無料 |
広告表示 | あり |
アプリ内課金 | あり |
ジャンル | 株式会社集英社 マンガ |
評価平均点 | 4.40 |
アプリのレビュー
ジャンプの作品を毎日一話ずつ無料で読むことができるだけでなく、作品ごとで数十話を無料で読めるのが嬉しいポイント。
集英社の作品を一日一話で読めることができるため、ジャンプの漫画が好きだという方は必須のアプリ。
集英社のジャンプだけでなく、りぼんなどの作品も定期購読や一冊ずつ購入して読めるため少女漫画と並行して読みたい方におすすめ。
アプリを無料で利用することができるのに広告数が少なく、漫画を読む際ストレスなく快適に読むことができる。
通知を設定していると閲覧履歴からいつでも新刊情報を最速で取得することができるため、読み忘れ防止につながる。
おすすめの漫画作品
こちらがおすすめ
・ONE PIECE
・僕のヒーローアカデミア
・ブラッククローバー
・Dr.STONE
・鬼滅の刃
・NARUTO
・BLEACH
・ハイキュー!!
・チェンソーマン
まとめ
このアプリは、集英社が運営している18,000冊以上取り扱っている漫画アプリとなりますが、集英社の作品だけでなくりぼんやマーガレットなどの他社が出版している漫画も取り扱っています。そして話読み、巻読み、雑誌読みと自分に合わせた漫画の読み方をすることが可能となったため、よりサクサクと漫画を読めますよ。これまでこんな読み方ができたらな、と思っていたユーザーの方は一度ダウンロードして損はないです。
アプリにまつわるちょっといい話
「鬼滅の刃」に影響されて作ったマスクで見た夢
■最近の子供達は、心に響く画力と内容のレベルが高い作品を見て育つ
昨年大いに話題となった「鬼滅の刃」。
長編漫画が久しぶりであった私は、当初、子供向けの少年漫画と侮っていましたが、大胆ながら細部にまでこだわりが行き届いた精密に描かれた絵柄、卓越したその表現力に感嘆し、題材にしろその内容ともに衝撃的でした。
あんなに上手い絵が、最近のアニメや3DCGゲームを見慣れた人にとっては下手な部類に入るのか…、それはそれはショックでした。
このような高い水準の画力、専門的とも民俗学的とも言える、日本の古い時代を背景にした呪術という題材で描いた作品を、今の子達は子供の頃から普通に見て育つのかと思い驚きました。
自分は、あくまで個人的な解釈として、神社に祀られている神話時代の神々が“柱”と数えられていることから、日本古来の神々または使役の神霊、さらにもっと人間に近い存在と妖魔(日本古来種や外来種を含めた)との戦いを象徴的に描いているのではと、とらえていました。
■日常生活で関連づけしてしまう影響力ある、ビジュアルモチーフ・デザイン
色々な意味で興味深い「鬼滅の刃」読んだ・見た後は、普段の生活でも影響が少なくありません。
主要な登場人物が身にまとう衣装や繰り出す技には、必ず印象的な色や形のビジュアルモチーフが描かれており、ついつい日常で関連付けしてしまっている自分がいます。
例えば、手作りマスク。
自分は100均の手ぬぐいなど安い素材でマスクを手作りしているのですが、ふと「祭」をテーマとした生地を手にして、思わず“祭りの神と名乗る柱”を連想し、その水しぶきの柄を見て、炭治郎の“水の呼吸”に似ていることに気付くと、面白がって作ってしまいました。
流動的でアシメントリーな動きがあり、大胆で印象的な柄のマスクになりました。
■マスクを作ると見る夢
不織布マスクが手に入らない時期ならともかく、何故手作りマスクを作るのかという理由は、縫物が趣味だからではありません。
正直苦手であった縫物にこれだけ飽きることなくやり続けていた理由の一つには、購入した生地でマスクを作り終えるとその夜夢を見るからでした。
自分はあまり夢をみないほうですが、ごくたまに印象的な忘れられない夢も見ることがあります。
家にあるハギレやリメイク生地は、通常の物造りの面白さだけなのですが、新規購入した生地で作るとその夜夢を見ることが多いのです。
内容や印象の度合いは、作った柄や色によって違います。
■“水の呼吸”マスクを作って見た夢
結論から言うと、“水の呼吸”マスクを3枚ほど作って見た夢は、なぜか新選組のコスプレの夢でした。
卒業シーズン、3人の男子学生が、新鮮組の“コスプレ”で和んでいます。
少し離れて土方歳三、そして沖田総司と自分。
あくまで夢のため、以下詳細は割愛します。
目が覚めてから、新鮮組か…なるほど!と、思いました。
使用した手ぬぐいは、赤い祭の文字と石畳格子、祭りの意匠によく使用される神社の神文や家紋である三巴紋、それにシアン系水色の水しぶきのデザインでした。
新鮮組の斬新な浅黄色の羽織りに似ていなくもない印象です。
左三巴紋は、土方歳三の家紋で、武運にちなんだ神文でもあるようです。
ちなみにマスクは、この紋を外して作っています。
そして、もうマスク作るのはやめようと考えていた時期でもありました。
■強さ脆さを兼ね備えた「水の呼吸」と「新選組」。
炭治郎水の呼吸は強かったけれど、他の圧倒的な力を持つ呼吸の使い手に比べると脆さもありました。
新鮮組もまた、非常に強力な剣士の集まりであったにもかかわらず、時代背景は味方ではない脆い存在でした。
どちらも、日本の国を守ろうとする強い力に変わりはありません。
最後に、夢の中の自分はコスプレの沖田総司と一緒に居たのですが、自分のコスプレは一体誰だったのでしょうか。
メンバー的には、近藤勇なんでしょうか…?
年末に流山に行ってきたばかりで、道に迷って長時間広範囲を走り回った後でした…。
アプリにまつわるちょっといい話
私が鬼滅の刃を初めて見たのは映画館でした。2021年4月頃で、当時は既に相当ブームとなっており、私は乗り遅れた方だと思います。
世間が騒いでいた事に対し、「みんな大げさなんじゃない?」と斜に構えていました。しかし子どもにしつこくせがまれ、それなら一度だけと思い、家族で映画館へ行ったのです。
コロナ禍であるにも関わらず映画館は大盛況で驚きました。そしてさらに驚いたのが、ストーリーの素晴らしさと、映像のクオリティの高さでした。私はすっかり感化されてしまい、その後子どもから単行本を借りて全巻読みました。
特に私が気に入ったのは我妻善逸です。普段はビビリだし女性をつけ回すようなどうしようもない奴ですが、気絶すると強いというギャップは面白いと思いました。そんな善逸の技は「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃」しかありません(厳密には終盤で技が増えますが)。居合斬りのような動作のシンプルな技なのですが、他の技を使えない善逸はこれを磨き上げました。この技を使い、善逸は大切な仲間や愛する禰豆子を幾度と無く救いました。単純な事でも、反復がいかに大事かという事を教えてもらいました。
子育てにも同じ事が言えるような気がします。子どもはたくさんの間違いをしますが、それに対し繰り返し教える事は大事だと思うのです。
漫画を読破した後、善逸を好きなあまり、髪色を善逸と同じにしました。金髪で毛先がオレンジ色の、いわゆる鬼滅カラーです。当時は流行っていたし良いかなと思ったのですが、残念ながら家族には不評でしたので一度きりにしました。夫としては隣を歩くのが恥ずかしいとの事でしたし、子どもとしては、漫画のイメージが崩れるとの事でした。しかし、その髪色で近所を歩いていたら、小学生から「善逸だ!」と言われ、話をするようになりました。私の子どもとは違う小学校に通っているようですが、それ以来時々うちに遊びに来てくれます。鬼滅の刃が無ければこの出会いは無かったと考えると感慨深いです。
もちろん、うちの子にもその小学生にも、いけない事をした時には模範を示すため「霹靂一閃」しています。例えば、ゲームばかりして宿題しないような時には、新聞紙を丸めて痛くないように「霹靂一閃」するんです。その後は結構喜んで言う事聞いてくれますが、時々鬼滅ごっこが始まってしまうのが玉に瑕です。
既に単行本は最終巻まで出ているのに、未だに我が家に影響を与えていると考えると、本当にすごい漫画だなと思います。
アプリにまつわるちょっといい話
私は幼いころから少年漫画が大好きで、毎週発売される週刊少年誌を購読していました。家族や周囲の人たちは「女の子が少年漫画を読むなんておかしい」と言っていましたが、そんなことも全く気にならないくらいに、私にとって少年漫画とは面白く、かけがえのない特別な存在でした。
しかしそれは高校生までの話で、大学生になってからは勉強や就職活動に明け暮れる毎日で、私の少年漫画に対する思いなどこの程度のものなのかと思うほどあっさりと私の頭の中から消え去り、一切読むこともなくなっていました。そんなこんなで今ではもうすっかり「大人」といわれる年齢になってしまい、毎週ワクワクしながら月曜日に本を買いに行っていた記憶も、もう遠い昔の出来事となってしまいました。
そんな私も今では二人の子供を持つお母さんとなり、子供もあの頃の私のように漫画やアニメに興味を持つようになる年齢となっていました。漫画やアニメは私たちにいろいろなことを教えてくれます。人と関わる上で大切なこと、良いことや悪いこと、時に不要な知識もたくさん漫画から教わりました。実際に現実では漫画やアニメのようにうまくいかないことはたくさんありますが、現実には起こりえない様々な出来事が漫画の最大の魅力であり、それに私たちはどうしようもなく惹かれてしまうのだと感じます。私の子供たちも例外ではなく、すぐにアニメの魅力に釘付けになりました。私はあの幼いころの追体験をしているような気分になり、子供と一緒になってアニメや漫画を楽しんで過ごしていました。
そんな時に話題になっていたのが「鬼滅の刃」です。もちろん私たちも観ていました。「鬼滅の刃」では、主人公の男の子が鬼にされてしまった妹を人間に戻すため、悪の主犯格をとらえるために仲間とともに奮闘する物語ですが、物語のテーマは終始「家族愛」に絞られていると感じました。一緒にアニメを見ている子供たちはまだ幼く、テーマなど気にせずに見ているとは思いますが、私は主人公の発言の節々から感じ取れる、あふれんばかりの家族愛に何度も心打たれました。
私の子供は長男と長女の年子の兄妹で、主人公とその妹と近しい関係性ですが、長男は少し横暴で、妹が使っているおもちゃを奪い取ったり、友達と喧嘩が絶えなかったりと、アニメの主人公である炭治朗とは似ても似つかわしくない性格をしています。アニメの中の炭治郎はことあるごとに「俺は長男だから」「俺はお兄ちゃんだから」と言って、どんな困難にも立ち向かう姿勢を忘れません。長男はそんな炭次郎が大好きで、鬼滅の刃ごっこ遊びをするときにも炭治郎になりきっているほどです。
そんな長男を見かねた私は、ある日妹のおもちゃを奪おうとした長男に「炭治郎だったらそんなことするのかな?」と語りかけてみました。すると長男はおどろくほどあっさりと手を引いて違うおもちゃで遊び始めました。
それからというものの、兄妹での喧嘩はめっきり減り、幼稚園でも友達と喧嘩することがなくなるばかりか、先生のお手伝いまでしているらしく、漫画やアニメの影響に驚くばかりです。近年ではアニメや漫画は「過激で子供に悪影響」だと批判されがちですが、このように良いことも学んでくれるということも広く伝わればいいなと思いました。