ポイント
小学館の漫画作品を堪能できるアプリ
週刊少年サンデーなどで有名な小学館が配信している漫画アプリ。連載中の作品から絶版した作品も電子漫画で読むことができますので、昔を懐かしみたい方にも大きな味方になるはず。小学館が運営していることもあって、安心して利用することができます。
おすすめポイント
- 電子漫画だけでなく、コインを使って単行本もその場で買える
- 小学館で発売している週刊少年サンデーの連載作品が勢揃い
- アプリ限定で読める小学館オリジナルの漫画を読みたい方におすすめ
- レンタルした作品は72時間以内で自由に読むことができちゃう
アプリのスクリーンショット
アプリ取得情報
サンデーうぇぶり | |
対象 | Android 版 & iOS 版 |
基本料金 | 無料 |
広告表示 | 無し |
アプリ内課金 | あり |
ジャンル | マンガ |
評価平均点 | 4.50 |
アプリのレビュー
雑誌の種類がとても多く、特にいつも品切れが多いビックコミックを発売日になった瞬間読むことができて嬉しかった。
アプリの定期購読者限定でイベントの先行予約をすることができるため、愛読している作品のファンには嬉しいポイント。
アプリを利用して自分が書いた漫画を持ち込みすることができて、実際に出版社に足を運ばず気軽に応募ができる。
作品検索では、年代別に分かれている項目があり、特に古い作品が読みたい方は検索がしやすくおすすめです。
最新の雑誌だけでなく、過去に発売されていた雑誌もバックナンバー形式で読めてしまうので年齢問わず楽しめる。
おすすめの漫画作品
こちらがおすすめ
・名探偵コナン
・MAJOR
・犬夜叉
・からくりサーカス
・タッチ
・今日から俺は!!
・MIX
・ワイルドライフ
・焼きたて!!ジャぱん
・青空しょって
まとめ
名探偵コナンなどで知られている少年サンデーですが、誰もが幼いころ一度は手にしたことがあるのではないでしょうか。このアプリは、少年サンデーなどの小学館から出版している漫画作品をすべて電子で読むことができるアプリです。アプリの中で作品を楽しめることはもちろんのこと、漫画家を目指している方も自分が作った作品の持ち込みをアプリ上で行えるので、夢を叶えたい方や漫画を楽しみたい方におすすめです。
アプリにまつわるちょっといい話
小学生の頃の話です。私は名探偵コナンが大好きで、毎週アニメを見ていました。
見た目は小学生なのに、頭脳が大人なコナンくん。圧倒的な推理力で周りの大人たちより先にひらめき、事件を鮮やかに解決するその姿、本当に憧れでした。
コナンくんが少年探偵バッジを付けているのを見て真似がしたくて、お父さんのゴルフバッジを意味もなく持ち歩いたりするほど影響を受けていました。
しかし、テレビアニメは週に一度しか見れません。「もっとコナンくんの活躍を見たい。先の展開だって知りたい。」そう思った私は、漫画なら先の展開も読めると思い、
単行本をまとめて買うことにしました。そこで、運命の話と出会うのです。
それは単行本の5巻~6巻の間に収録されている「江戸川コナン誘拐事件」でした。
見知らぬ女性から母親だと告げられたコナンくんは、状況を把握するため一度はその女の車に乗り込むもスキをついて逃走します。
阿笠博士に助けを求めるため、家の前で待っているところを追いかけてきた女に後ろから口に布を当てられ気絶させられ、誘拐されてしまうのです。
結局なんやかんやでコナンくんは助かるのですが、私はとてもショックでした。「あんなに頭がいいのに、誘拐されてしまうんだ!」と。
今まで見ていたアニメでは、殺人事件の被害者は大抵大人だったので、自分とは関係ない世界だと安心していましたが、コナンくんが誘拐された姿はとても生々しく私の脳裏にこびりついて離れませんでした。
「明日は我が身かもしれない。なんとか誘拐されないようにしないと。」そう心に決めた私は、毎日の登下校ルートで全力ダッシュをすることにしました。
延々と走っている子供を狙う誘拐犯はまずいないと考えたからです。ついでに、登下校ルートも日によってランダムに変えることにしました。
いつも同じ道を通っていると、誘拐犯に行動パターンを読まれて先に待ち伏せされるかもしれないと考えたからです。
更には、電柱や曲がり角を通過するときは息を止めることにしました。怪しい布を口に当てられても吸い込まなければ気絶しないで逃げられる可能性があると思ったからです。
今振り返ってみると、なんでそんなに自分が誘拐されると思っていたんだろう?と笑ってしまいますが、当時の私は至って真面目でした。
そうした努力を毎日続けたおかげかは分かりませんが、一度も誘拐されることなく無事小学校を卒業することができました。
また、この話には嬉しいオマケがあります。意図せずして毎日とトレーニングを積んでいた私の足はみるみる速くなり、毎年リレーの選手に選ばれるようになりました。
そして小学校6年生では、長距離走で地区大会2位の成績を納めるまでになりました。
それまでは体力がなく教室で絵ばかり描いているような子供でしたが、持久力がついたおかげでその後も運動部に入り活発に活動できるようになりました。
名探偵コナンの影響で人生が少し変わったエピソードでした。
アプリにまつわるちょっといい話
小学5年生の時、クラスに名探偵コナンがめちゃくちゃ好きなT君がいた。その子は読書の時間に探偵の本を読んだり、コナンの漫画を持ってきて先生に取り上げられたりするほどだった。
クラスのキャラ的には大人しく、たまにコナンの真似をして蝶ネクタイをしてくる日もあった。クラスの中では、いじめ程ではないが「コナンオタク」とイジられていた。
一方で僕はT君とは対称的な性格だった。ものすごく目立ちたがりで常にクラスの中心にいた。真面目な性格な反面、少しいたずらっ子でヤンチャな性格をしていた。
ある日、そんな僕がT君の国語ノートに「コナンオタク」と落書きをして1ページ埋めたことがあった。おそらく国語の時間にTくんの反応を見たかったのだと思う。今ではなぜ自分がそれをしたのか理解できない。
T君は不思議な子だったのを今でも覚えている。僕がちょっとしたイタズラをしても全く動じなかった。何ごともなかったかのように過ごし、ただ徹底して事実を先生に伝えていた。案の定、今回も先生の所へ話は伝えられた。
先生がクラスの前で「誰がやったの?」と聞いたが僕は何も言わなかった。バレずに終わったと安心したと思う。
ところが次の日。道徳の時間だった。黒板の問いに対して自分の意見をクラスの前で書く時間があった。僕は積極的に挙手をして黒板に自分の意見を書いた。
授業後、T君が国語ノートを持って先生と話す姿が見えた。なんとT君がやっていたことは、黒板の字とノートに書かれた字を比べていたのだ。
少し焦ったのを覚えている。だが見つからないと思い気にせずにいた。友達と話していたが、先生が僕をT君の元へ呼べ出して、「これやったのはあんたか?」と言われ、「違う!」と思わず嘘をついた。
すると思わずT君が「ノートの【オ】と黒板の【オ】の形が一緒だよ。」と先生にいった。僕は正直とても驚いた。ドキッとしたのは今でも忘れない。
結局僕は先生に詰め寄られてT君に謝ったのを覚えている。当時は「なんだこいつ。」とイライラしていたと思う。しかし、今この出来事を振り返ると、彼は本当に鋭い観察力を持っていたのだと感心する。
その出来事から僕はおそらくT君と話すことは二度となかったと思う。これを通して考えることは「オタクは決してキモいことじゃない。オタクはそれを極められる誇らしいこと」であるということです。
今、T君が何をしているのかはわからない。でも成人式で少しだけ顔を見た時には、しっかりネクタイをしてメガネもしておらず「コナンオタク」からは卒業している様子だった。
そして、大学生の時「大人でも楽しめる漫画特集」で偶然コナンを勧められて1冊読んだ。その話の内容に「2つの似た文字が手がかりになる」シーンがあった。僕は思わず小学校の記憶が蘇った。
アプリにまつわるちょっといい話
これは私が高校2年生の頃の話です。
中学時代にバスケ部に所属していた私は高校の部活はバスケよりも大人数でチームワークを磨くスポーツをやりたいと考え、サッカー部に所属していました。
部活の人数は1学年30人と大人数であるにもかかわらず全員が全国大会出場を真剣に目指しており、皆プレイのことになると本気で向き合い研鑽していました。
サッカーは1チーム11人でゴールキーパーやフォワードなどそれぞれのポジションに別れて得点を競い合うゲームですが、その中でも私は相手の攻めをブロックしてシュートを打たせない役割であるディフェンスでプレイしていました。
ディフェンスは相手の攻めをブロックすると同時に自分たちの攻めの起点となるポジションであり、地味でありながらもゲームメイクの観点では最も重要な役割であると言えます。
そのため、私たちディフェンスは攻めを基盤から組み立てる方針を取っていましたが、フォワードの選手たちはカウンターで点を取るスタイルでプレイしていたため、ディフェンスとフォワードの間で戦術方針について議論することが多々あったのです。
サッカーという点を取り合うゲームの性質上、自分たちが負けているとプレイが荒くなり落ち着きを保てなくなる時も当然ありました。
お互いの悪いところばかりを上げ自分たちの戦術方針を頑なに曲げない2つのポジションの議論は堂々巡りで時には愚痴が出ることもありましたが、私はそこで名探偵コナンという漫画にて主人公が言っていた「言葉は刃物であり、一度言ってしまった言葉は元には戻らない」という旨のセリフを思い出しました。
そのセリフから私はその場の気持ちで攻撃的な口調をしてしまうことは良くないと感じ、1度落ち着いてお互いのポジションを交換して試合に臨むことを提案しました。
お互いのポジションを交換し試合に臨んだことで、前線に立たなければ見えなかった景色を私たちディフェンダーは知ることが出来、試合のゲームメイクにディフェンスが与える影響の大きさをフォワードは学びました。
この経験から私たちはそれまでのディフェンスかフォワードどちらかを主軸と固定して攻撃する戦術ではなく、相手チームの性格に合わせて臨機応変に主軸を変更するスタンスに切り替え試合に臨むようになり、結果的にその作戦が功を奏し無事に目標としていた全国大会に出場することが出来ました。
主人公であるコナン君が言っていたように一度口に出てしまった発言はその一瞬の感情によるものであったとしても二度と取り消すことはできません。
私はこの漫画からお互いの立場に立って物事を考えることが最も大事なのだと学びました。