パワハラ、セクハラに役立つ対策・証拠残しにはおすすめ録音アイテムやアプリ

あなたの周りにはパワハラやセクハラで悩んでいる方はいないでしょうか?

近年ではパワハラセクハラといった言葉をよく聞くようになりました。

ニュース報道でも多く取り上げられたり、職場や学校などの様々な場面でパワハラやセクハラなどの行為が問題視されています。

パワハラの正式名所はパワーハラスメントで、職権を行使し、上司が部下に嫌がらせや、いじめまがいな行為をすることを指します。

セクハラとはセクシャルハラスメントの略で、無理やり体を触ったり、不必要に性的な質問をしたりなど性的での嫌がらせ全般のことを指します。

パワハラが原因でメンタルが不安定になり退職せざるを得なかったり、セクハラを誰かに相談できず一人で抱え込んで苦しみ続けるなど、男性女性関係なく、多くの方がこのようなハラスメント問題を抱えているのです。

 

社会人の約3人に1人がハラスメントを受けたことがある

厚生労働省が令和2年に行った「職場のハラスメント実態調査」によると、8000人中2512人と約3割の方が過去3年間にパワハラを受けたことがあると回答しました。同じく過去3年間にセクハラを受けたことがある方は812人と約1割の方が経験しているということがわかりました。

また1000人中255人の学生が、就職活動時やインターンシップ参加中に受けた就活等セクハラを経験したことあると回答しており、就活生の約4人に1人の方がセクハラを受けているということになります。

この結果を見ると社会人だけでなく、就職活動をしている学生もセクハラを受けているという実態がわかりました。

ですがハラスメントを受けたあとの行動で、8000人中平均で約3100人の方と多くの方が“何もしていない”と回答しており、その次に続くのが同僚や上司、家族に相談したとなっています。

そしてパワハラを受けていると相談を受けた会社の対応は、約47%が何もしなかった、何かしらの対応をしてくれたのは53%と、半数近くが何も対応してくれないというのが現状なのです。

それに対しセクハラの場合だと、何もしなかったが33.7%で、何かしらの対応をしてくれたのは67.3%とパワハラに比べると、対応の差が少し違うということもわかります。

 

ハラスメント行為は訴えることが出来る

このように多くの方がパワハラやセクハラなどを受けているにも関わらず、何も行動出来ないまま、退職まで追い込まれてしまったり、精神的にかなり弱ってしまうなど、あまりにも一方的な仕打ちを受けているのです。

ではもし職場や学校などで、実際にパワハラやセクハラを受けた際にはどうすればいいのでしょうか?

2020年6月から「パワハラ防止法」なる、パワハラやセクハラに関するいくつかの法律が改正されるなど、ハラスメント行為は正当に法で訴えることが出来ます。

ですがやはりまずは、会社などに相談して状況を改善してもらえることが一番なので、信頼できる上司や人事部の方に相談して対応してもらいましょう。

それでも改善しない場合や、何も対応してもらえなかった場合には、セクハラやパワハラを受けていた証拠や、会社に相談したのに対応してもらえなかった証拠を集める必要があります

証拠がないと、裁判をした際でも勝ち目が少なく、あまりいい結果にはならないので、音声などの証拠をしっかりと準備しておきましょう。

 

ハラスメント行為での裁判例

実際にパワハラ・セクハラ認定された事例をいくつか紹介しましょう。

ある金融関連の企業で、上司から何度も陰湿な嫌がらせや、叱責や暴言の繰り返し、始末書の提出の強要、背中を殴る蹴るなどの暴力を受けたとして、部下3人が慰謝料の支払いを求めて裁判を起こした結果、上司と会社に総額110万の慰謝料の支払うようにと裁判所から命じられています。

またある学校の分室長が女性常勤講師に対して、何度も無理やり抱きしめたり身体を触ったり、性行為の強要などが続き、女性講師がうつ病を患い最終的に退職に至りました。そして女性が損害賠償請求を求めて裁判を起こした結果、文室長と学校に総額590万円近くの支払いが命じられました。

このようにパワハラやセクハラでも十分に証拠を揃えていて、ハラスメント行為が認められると、加害者や会社から慰謝料や損害賠償を受け取ることが出来るのです。

 

ボイスレコーダーアプリを活用

 

上記のように、パワハラやセクハラを受けて精神的に参って働けなったり、うつ病やストレス性障害を患ってしまうと、働けない間の生活費や病院の治療費など、金銭的負担も増えてしまいますよね。

加害者や対応してくれない会社が一番悪いのはもちろんですが、泣き寝入りしないためにも、自分の身は自分で守らなくてはいけません。

前述にもあったように、ハラスメント行為が認定されるためには、パワハラやセクハラを受けたという証拠が必要なので、ボイスレコーダーなどで音声を録音して証拠を集める事が重要です。

最近のボイスレコーダーにはペン型電卓型USB型などオフィスにあっても馴染む、バレないように録音できるボイスレコーダーがたくさんあります。

またボイスレコーダーアプリ「PCM録音」というアプリも録音するのにはとても有効的。

PCM録音では、高音質かつ長時間の録音が可能になっており、バックグラウンドでの録音も出来るので、事前に開始ボタンを押しておけば、パワハラやセクハラの音声を録音するのにも役立ちます。

それぞれの状況によって録音できる環境も異なりますが、スマホなら誰でも持っていて、バックグラウンドで利用できるのでとても魅力的です。

社会に出ると、どこにでも潜んでいるハラスメント行為。出来る限りの対策をして、自分の身を守ってくださいね。

 

ボイスレコーダー アプリ

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