現代社会でスマホやパソコン、SNSなどは手放せない存在。
ニュース記事やコラムサイト、SNSのタイムライン、どの場面でも情報量が多すぎると感じたことはないでしょうか?
調べたいことがあり、ネットで検索すると莫大な量の情報を目にしますよね。
情報量が多すぎて覚えれなかったり、どの情報が事実なのかの判断が難しいと感じたことがある方も少なくないと思います。
今や世界中で絶やすことなく常に情報が発信され、処理しきれない、追いつけないほどの情報量、いわゆる情報過多の時代がやってきているのです。
インターネット検索はストレス?
Q&Aサイト「OKWAVE」を運営しているオウケイウェイヴ総研が、全国の会社員1000人を対象に「社内業務」に関する調査を実施した結果を見ると、業務時間内に調べ物をする時間が1~2時間未満と回答した方が692人、2時間以上と回答した方が308人。
割合でいうと、一日の就業時間内に約1.6時間を調べ物に費やしていることとなります。そして約750人の方がその調べ物に時間を使うのをストレスと感じているようです。
また9割の方がインターネットを利用して調べ物をしているという実態もわかりました。
このように多くの方が、日常的にインターネットを用いて情報収集をしていますが、情報過多社会では情報量が多すぎて、思うような情報をなかなか得れないという状況になっています。
例えばですが、Excelの数式について調べたい際に、Googleで「Excel 数式」と検索するとします。すると約487万件もの検索結果が出てきます。
その487万件の情報の中から、自分が必要としている情報を取捨選択するのは、決して容易ではないように感じてしまいますよね。
効率よく検索出来る能力、検索リテラシーとは?
先程例で上げた「Excel 数式」のように漠然とした検索方法では、あまりにも多すぎる検索結果となってしまいます。
このような時に役に立つのが「検索リテラシー」
検索リテラシーのリテラシーというのは元来「読解記述力」という意味でしたが、今では、情報を適切に理解し、活用、分析するという「識字率」と同じような意味合いで使われています。
そして検索リテラシーとは、検索エンジンの活用方法を熟知しており、自分に必要な情報を効率的に取得出来る能力のことを言います。
検索するのが上手な人は検索リテラシーが高いといえ、検索リテラシーを高める事によって、短時間で自分に必要かつ有益な情報を得ることが出来るのです。
そうすると検索時間に時間を取られることなく、作業もスムーズに進めることが出来たりと、この情報過多社会でもストレスフリーで過ごすことが出来ますね。
まだまだ浸透していない検索力の重要性
新潟県国際情報大学が発表している、コンテンツ利活用力向上をめざした情報検索に関する論文によると、166名の大学生のアンケート結果で、検索エンジンという言葉を知っている学生が約107人、残りの59人は検索エンジンを知らないまま検索をしているという結果がわかりました。
約1/3の生徒が、基本的な検索機能を知らないまま検索しているということになり、必要な情報を上手に検索するのが難しいとなります。
また検索方法についてのアンケートでは、複数のキーワードで検索すると回答した生徒が70人と最も多く、ただ単に知りたいキーワードで検索すればいいと言う考えで、正しい情報かどうか分からず情報収集している、というような事も考えられます。
このようにまだまだ検索力の重要性はあまり浸透しておらず、知りたい情報のキーワードをとりあえず検索、という感覚で情報収集している方が多いのが現状です。
SNSやGoogleや辞書アプリなどをうまく使い分ける
検索リテラシーを高めるには、情報によってツールや検索エンジンを使い分けることが重要となってきます。
最新の話題情報を検索するなら、最新の口コミ情報が多い、TwitterやインスタグラムなどのSNSが信憑性が高く、より正確な情報を得ることが出来ます。
知らない言葉や情報などを知りたい際は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンをうまく活用して情報を絞ることが出来ます。
英単語の意味や漢字などを調べたい際には、国語辞典・漢字辞典アプリなどを活用すると、検索する時間の短縮にも繋がり効率的に作業を進めることが可能。
漢字辞典・国語辞典アプリだと知りたいワードを途中入力するだけで一発表示してくれたり、検索履歴から過去に調べた単語を復習できるなど、とても便利に活用できるのでぜひ利用してみてはいかがでしょうか?
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