あなたの家族や親戚はどうでしょうか?
近年日本では少子高齢化が進んで高齢者の人数が増えており、それに伴って一人暮らしをしている独居老人の方が増えているそうです。
独身高齢者はもちろん、核家族化が進み一人暮らしをしている高齢者の方など、それぞれ様々な理由や環境を抱えています。
そして周りに気付かれること無く、孤独死してしまう方が年々増えているそうです。
自分の親や親戚の高齢者が一人暮らしをしている場合、もし何かあったらどうしようと不安に感じてしまいますよね。
高齢者の孤独死は年々増加している
人口推計を見てみると、令和3年11月時点での日本の総人口は約1億2500万人とされていますが、そのうち約3600万人の方が65歳以上の高齢者とされており、約3.5人に一人の方が高齢者ということがわかります。
そして平成24年の総人口は約1億2750万で、そのうちの約3080万人の方が高齢者と約4人に一人の方が高齢者でした。このように10年前に比べると総人口は減っているのに高齢者の数だけ増えており、顕著に高齢化が進んでいるということがわかります。
また内閣府の発表によると、東京23区内で独居老人の方の死亡人数が平成15年では1451人に比べ、平成28年には3179人とわずか13年で2倍以上に膨らんでいるのです。
このように高齢化に伴い、独居老人の方の孤独死も深刻化しているということわかりました。
実際に内閣府の発表している「高齢者の健康に関する意識調査」では、一人暮らしをしている60歳以上の方の4割が孤独死に対して不安があると回答していますが、夫婦のみ世帯やその他の世帯は2割未満となっており、一人暮らしの方は精神的にも孤独死に対してストレスを感じてしまっているのです。
周りとの繋がりを持って孤立しないようにする
ではどうやってこのような高齢者の方の孤独死対策を行えば良いのでしょうか?
やはり、なるべく家族と一緒に暮らすことが最善とされていますが、様々な状況でそう出来ない家庭も多いかと思います。
孤独死の多くの原因は、周りにすぐに頼れる人がいない、普段からあまり周りの人との関係がないなど、日常的に孤立状態になっていることが多いとされています。
ですので、趣味のサークルや老人会などの地域社会への参加を積極的に行って、コミュニティをつくり、日常的に周りの人との交友関係を築くことが大切です。
もし何かあった際でも、周りの人がいち早く異変に気付いて、大事に至らない場合もありえますよね。
また、家族が遠くにいて、なかなか会えない場合には頻繁に連絡をすることも、とても有効的な方法とされています。
日常的に連絡を取るようにすると安心
内閣府が発表している「高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」によると、子供と別居している高齢者935人中523人の方が、子供と週一回以上連絡を取っていると回答しており、半数以上の方は頻繁に連絡を取っていることがわかりました。
頻繁に連絡を取る習慣をつけていると、連絡がない際でも、「何かあったのかな?」とすぐにいつもと違う状況にいち早く気付くことが出来ますよね。
また「株式会社TRUST.CORP」の調査によると、両親の孤独死対策として約59%の方が、「日常的に自分から連絡をするようにしている」と回答しており、実際に多くの人が利用している手段でもあります。
なかなか会えない場合でも、電話やメールのやり取りだと金銭的にも負担が少なく、安心感もあり、とても便利な手段だといえます。
老人ホームの入居やデイケアサービスの利用など、安心するためには様々な方法はありますが、気軽に利用できる魅力さは圧倒的ですね。
コミュニケーションアプリを活用しよう
このように、なかなか会えない両親や親戚がいる方の孤独死を防ぐためにも、頻繁に連絡を取ることを推奨いたします。
固定電話を使っての連絡でももちろん大丈夫ですが、スマホを持っている方だと、アプリを使っての連絡が便利です。
そんなときに活用できるのが「コミュニケーションアプリ」
安否確認アプリや見守りアプリといったものも便利ですが、どれも有料サービスの場合が多いのが現状。ですが、コミュニケーションアプリだと無料で利用することが出来ます。
コミュニケーションアプリの場合、メッセージのやり取りや音声通話はもちろん、顔を見ながらのビデオ通話も可能なので安心感が増しますよね。
また利用者数の多い、LINEやSkype、zoomだと気軽に利用でき、操作も比較的簡単なので高齢者の方でも安心して利用できます。
ぜひ今一度家族で話し合い、安心して暮らせるように、このようなアプリを活用してみるのはいかがでしょうか?
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